作品情報
ザ・レイド/The Raid -Redemption-
2011年 インドネシア
時間:120分
ジャンル:アクション&アドベンチャー、アートハウス&インターナショナル、ドラマ Rotten Tomatoesより
監督:ギャレス・エヴァンス
ラマ:イコ・ウワイス
マッド・ドッグ :ヤヤン・ルヒアン
ジャカ:ジョー・タスリム
あらすじ
ジャカルタの麻薬王が支配する30階建ての高層ビル。ギャングに殺し屋、ドラッグの売人たちのアジトとなっているそのビルに、20人の精鋭からなるSWATチームが強制捜査に入る。しかし作戦の情報が漏えいしており、激しい銃撃戦が勃発。そんな中隊員たちは、己の肉体やさまざまな武器を駆使しながら、次から次へと襲撃してくるギャングたちと死闘を繰り広げ、麻薬王を捕獲すべく進んでいく。
日本と世界の評価
評価
Yahoo!映画:3.93 評価438件 2019/3/9
IMDb:7.6(評価5換算:3.88) 評価173836件 2019/3/9
Rotten Tomatoes 2019/3/9
TOMATOMETER:86% 評価159件
AUDIENCE SCORE:87% Average Rating:4.1 評価52188件
Metascore:73
Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE
単純平均評価:3.97
評価まとめ
良い評価:スピード感がある。アクションが凄い。痛みが伝わるリアルなアクション。
悪い評価:ストーリーが?。アクションが単調。銃を使ったり使わなかったり行動に矛盾を感じる。作戦の頭の悪さ。
海外も日本も概ね評価が良いですね。見るべきはアクション、ストーリーは二の次の勢いが伝わってくる映画という評価ですね。
wikiを見てみるとロジャー・イーバートさんという評論家が「キャラクターに深みが無い」と批判したとありました。
第36回トロント国際映画祭でミッドナイト・マッドネス賞を受賞とあります。
また映画秘宝の2012年度ベスト映画で第1位になったという事です。
賞の重みは自分には全く分からないですけどただのB級映画ではなく、とても話題になったことは分かる。
日本と世界の評価の差も少ないですね。
アクションものは物差しが少ないからスピード感、爽快感、迫力など必須要素を満たすと賛否が分かれず高く評価されやすいですね。
もちろん私もこういう映画大好き。
感想
舞台はジャカルタの麻薬王が支配する30階建ての高層ビルに強制捜査に入った20人のSWAT隊員との死闘。
見始めはアジア系主人公のアメリカのアクション映画と思い見始めたんですが、アジア系ではあるけれどどこの国かは分からない第三世界の様相。
汚さ残酷さむき出しの世界で繰り広げられる格闘アクション。
息つく暇ないアクションシーンはもはや何のために戦っているのかストーリーの事も忘れるほどの大迫力。
伝わってくるのは男たちのエネルギーのみ。
でもそのエネルギーを伝えることが出来たら成功だと思うから悪い評価にあるようなストーリーや行動の矛盾点はさして気にならない。
むしろストーリーや設定を前面に打ち出すと画面から伝わるエネルギーが減るような気もする。
だからこの作品はこれで成功なのだと思う。
それでも一点気になる点が主人公の弟が敵に捕まり吊るされて殴られてるところに現れた主人公。
敵は弟を開放し、主人公との戦いが始まる。
敵は格闘技の達人どう戦っていくのか手に汗握る展開。
さすが格闘技の達人、形勢不利となったところで弟参戦。
これには驚いた、格闘技の達人とはいえ相手は主人公より身長10cmは小さい男性。
それを2対1で倒しにかかるとは凄い展開。
しかもそれでも敵わないとみると一人が戦っているスキに割れた蛍光灯を手にし敵の頸動脈に突き刺す。
それでも向かってくる敵を最後は蛍光灯を横に力づくで引いて決着をつける。
これには口あんぐり。
しかもこの敵主人公戦前には拳銃を置いてタイマン勝負している。まさかの正々堂々とした立ち居振る舞い。ものすんごい展開です。
評価は変わりませんがこれは主人公がゾンビを倒すときの手口。
この映画ホラー映画の要素もありました。
評価口コミは自分の言いたいことをあらかた言っていたので点数はそのままにしようと思ったのですが、人間相手にホラー映画を取り入れた斬新さに+0.2として4.17とします。
評価 4.17点