32型シアター

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28日後.../28 Days Later

 

 

 

 

作品紹介


28日後... (特別編) [DVD]

 28日後.../28 Days Later
 2002年 イギリス
 時間:108分
 ジャンル:ホラー、SF&ファンタジー Rotten Tomatoesより


 監督:ダニー・ボイル
 ジム:キリアン・マーフィ
 セリーナ:ナオミ・ハリス
 ハンナ:ミーガン・バーンズ

 

あらすじ

 怒りを抑制する薬を開発中のとある霊長類研究所。ある夜、精神を冒し即効性の怒りを発するウィルスに感染している実験用チンパンジーが、侵入した動物愛護活動家たちによって解放されてしまう。その直後、活動家の一人がチンパンジーに噛まれて豹変、仲間に襲い掛かる…。28日後。交通事故で昏睡状態に陥っていたバイク・メッセンジャーのジムは、ロンドン市内の病院の集中治療室で意識を取り戻す。ベッドから起き廊下をさまようジムだったが、院内にはまったく人の気配がなかった。人の影を求めて街へ飛び出したジムは、そこで驚くべき光景を目にする…。

                              allcinema ONLINE 

日本と世界の評価

評価

 Yahoo!映画:3.38 評価801件   2019/3/27
 IMDb7.6(評価5換算:3.82) 評価342749件 2019/3/27
 Rotten Tomatoes 2019/3/27
  TOMATOMETER:86% 評価225件
  AUDIENCE SCORE:85% Average Rating:3.6 評価482021件
 Metascore:73  

 Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE

 単純平均評価:3.60

評価まとめ

 良い評価:怖かった、ダニーボイル監督凄い、本当に怖いのは人間

 悪い評価:低予算感、登場人物の行動が不可解、B級映画

全体的に高い評価です。ただ欧米の評価の方が高く感じました。IMDbでは10段階で1、2、3の評価で2.2%しかありませんでした。対して日本はYahoo!評価でレビューを書いている人の評価で5段階1,2の評価が20%以上でした。
登場人物の行動に疑問や怒りを感じてる人が多かったです。

感想

 イギリスの映画です。自分がいつも思うイギリス映画のイメージは過剰なリアリズムを表現するです。例えば主要登場人物が呆気なく事故にあい途中で映画からいなくなるとか。その演出必要かなと思う事でも現実社会では何があるか分かったものではないという不条理というリアリズムを追求します。


でも不条理とは道理に合わないとかいう意味なのでリアルと感じるか、道理に合わないと感じるかは、観客次第。
エンターテイメント性がアメリカでリアリズムがイギリスというイメージです。


この映画はゾンビ映画になると思うんですけど正確にはウイルス感染した人間という設定です。そして感染が異様に早くそして走って襲ってきます。
瞬時にして人格が奪われるとか、凶暴性を一刻も早く満たしたいなら走るだろうというイギリス流のリアリズムの追及の結果生まれた新しいゾンビ像ではないかなと思いました。


でもその新しいゾンビ像は成功しているように思いました。いつものようにのらりくらりと来るゾンビより恐怖感は増しています。
2002年製という事ですがCGは無かったのかな。
襲われる演出もカメラを揺らしはっきりとは映らない演出もライブ感が伝わってしっかり見せないことが逆に怖さに繋がって成功していると思う。
チープ感やB級映画感も出ているのですが、自分は2002年なら努力、工夫と取りました。


ジム、セリーナ、フランク、ハンナは軍隊の基地を目指すのですが、たどり着いた基地には女を求めるただの男の集団という展開で結局人間もまた凶暴という事が伝わってくるのですが、自分が感じそうなことはまた他の人も感じていてここら辺の感じ方が賛否分かれるところだったみたいです。


対ゾンビ戦にフォーカスしてみたい人にはイギリス流リアリズムは邪魔だったみたいです。
私は新しいゾンビ感と低予算をカメラを揺らすとかでカバーしていたのにこれ以上ゾンビ戦を続けると底が割れてしまうので人間性みたいな表現を取り入れるのはしょうがないと思いました。
むしろ低予算と人間へのフォーカスという狙いを両方取り入れられてたのだから監督の目論見通りか。
まあ基準点が高いので今回はそのまま3.6点という事で。

 

                       評価  3.60点