作品紹介
28週後.../28 Weeks Later
2007年 イギリス
時間:100分
ジャンル:ホラー、SF&ファンタジー、ミステリー&サスペンス Rotten Tomatoesより
監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ
ドン:ロバート・カーライル
スカーレット:ローズ・バーン
ドイル:ジェレミー・レナー
あらすじ
人間を凶暴化させる“RAGEウイルス”の猛威が収まり、復興計画が始まったイギリス。スペイン旅行中でウイルスの難を逃れたタミー(イモジェン・プーツ)とアンディ(マッキントッシュ・マグルトン)の姉弟は、父親のドン(ロバート・カーライル)と再会を果たす。しかし、感染を逃れたドンには子どもたちに言えない秘密があった。
日本と世界の評価
評価
Yahoo!映画:3.18 評価901件 2019/3/27
IMDb:7.0(評価5換算:3.53) 評価239906件 2019/3/27
Rotten Tomatoes 2019/3/27
TOMATOMETER:71% 評価191件
AUDIENCE SCORE:66% Average Rating:3.4 評価638410件
Metascore:78
Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE
単純平均評価:3.37
評価まとめ
良い評価:前作より良い、音楽BGMが良かった、迫力があった
悪い評価:登場人物にイライラ、粗が目立つ
前作ほどではないですが、普通よりは評価は高いでしょうか。
評価件数も上がっているのでどうしても点数は伸びづらいです。
前作より5年ですが、評価件数の伸びからも前作のヒットが分かります。
感想
前作から5年経ち28週後という設定で戻ってきました。キリアン・マーフィーとナオミ・ハリスはキャスティングの段階で出れないという事でキャストの募集をしたそうです。
キャストを募集していた、ダニー・ボイルも他の仕事があるので今回は監督をしないという事です。
せっかくのヒット作なのにもったいない。自分なら何があっても行くけど。
5年も経っての2作目だったら1年ぐらい前後してもやればいいのに。
その代わり前作ヒットのパワーでしょうかアメリカからジェレミー・レナー、ハロルド・ペリノー・Jrが出演決定します。
そして今回も走っています。前回以上に走っています。この光景どこかでみたことあるなと思ってたら、思い出しました。
西宮神社の福男選びですね。一回思うとそれに見えてくるのでまだ見てない人は見るとき思い出してください。
追う方も逃げる方も福に向かって全力疾走。
冒頭立て籠っている家に侵入してくるシーンは怖くて迫力満点。狭い家の中での攻防は手に汗握る展開です。
その後ドンはアリスを見捨てて2階から脱出し草原をゾンビとともに福男タイム。見事逃げ切りボートに飛び乗り逃げ出します。
で本編の題名となる28週後...に時間は映るのですが、このゾンビ、ウイルス感染の人間なので飢えて絶滅した後という設定です。
まあカロリー消費高そうですし。
子供と再会したドン、子供が家に戻ると見捨てられたアリスが発見されます。
アリスは感染しながら発病しないという特異体質でした。
アリスが感染したことを知らないドンはアリスに対面し見捨てた謝罪をします。
そしてキスをするのでした。安堵したのも束の間ドン感染。発症して第2幕が始まるのでした。
阿鼻叫喚、逃げ惑う生存者たち。うーん。またこの手法か、被害者の様子を写すことで恐怖感を伝える。
登場人物の豪華さを考えると今回もっとゾンビの見せ方を考えて欲しかったです。
登場人物も意味ありげに登場するのですが、役割を果たしきれていないように思います。
評価の中に合ったのですが、こう撮りたいというのがあってそれの為に登場人物がいるように見えると。
なんか分かります。イドリス・エルバもなんかプロフェッショナル然としていますが、「コード・レッド」として掃討作戦に出るわけですが、これでお役御免なのかそのあと存在感がありません。イドリス・エルバ好きなんですけどね。
なんか勿体ない使い方。
この後軍隊の作戦とゾンビ軍団の両面から逃れるという展開になるのです。
ドイル軍曹も米陸軍特殊部隊として初めのうちは活躍するのですが、途中車の押しがけの最中に軍隊の作戦の犠牲になってしまいます。
2007年に押しがけか聞いたことあるけど、見たのは映画だけですね。
押しがけかー。なんかある意味衝撃でした。
この後子供二人は助かります。その後ヨーロッパへの感染の余韻を残して映画は終わります。
最後ロンドンの街をヘリで映すのですが、焦土と化したロンドンの街はうまく撮れていました。そこに前作のチープ感は無いのですが、ゾンビの見せ方役者の役割はもう少し時間をかけたほうが良かったと思います。
なんかマイナス面ばかり書きましたがまあまあですね。
前作より良かったという人の気持ちもわかる部分はあるので-0.2点で3.17点とします。
評価 3.17点