32型シアター

32型のテレビで見た映画とその周辺のブログです。

幸せへのキセキ/We Bought a Zoo

 

 

 

 

 

作品紹介


幸せへのキセキ [DVD]

 幸せへのキセキ/We Bought a Zoo
 2012年 アメリ
 時間:126分
 ジャンル:コメディ、ドラマ Rotten Tomatoesより


 監督:キャメロン・クロウ
 ベンジャミン・ミー:マット・デイモン
 ケリー・フォスター:スカーレット・ヨハンソン
 ダンカン・ミー:トーマス・ヘイデン・チャーチ

 

あらすじ

半年前に愛する妻を失ったベンジャミン(マット・デイモン)は仕事を辞め、悲しみの渦中にいる14歳の息子と7歳の娘と共に郊外へ引っ越す。そこは閉鎖中の動物園で、敷地内には動物が暮らしていた。ベンジャミンは動物園の再建を決意するも、資金難が発生するなど悪戦苦闘の日々が続く。しかし飼育員や地域の人々に支えられ、少しずつ再建は進んでいき……。

                              シネマトゥデイ

日本と世界の評価

評価

 Yahoo!映画:3.94 評価1060件   2019/3/31
 IMDb7.1(評価5換算:3.63) 評価125855件 2019/3/31
 Rotten Tomatoes 2019/3/31
  TOMATOMETER:65% 評価164件
  AUDIENCE SCORE:71% Average Rating:3.8 評価131949件
 Metascore:58  

 Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE

 単純平均評価:3.79

評価まとめ

 良い評価:心温まる、役者が良い、笑いあり、涙ありで上手くできてる、

 悪い評価:子供向け、あざとい、邦題が悪い、

TOMATOMETERよりAUDIENCE SCOREの方が高い事やIMDbでもTop 1000 Votersの方が点数が0.5点低いことからも映画好きや評論家の点数が低いです。

感想

幸せへのキセキこの邦題を悪く言う感想が多かったですね。原題はWe Bought a Zooという事で動物園を買ったというタイトル。確かに全然違いますね。
邦題の方が感動的作品ですよとの宣伝を狙っているようなタイトル。
原題はどういう話だろという興味がわくので入り方の入り口が違うように感じますね。


感想であざといというのがありましたが、
感動かあざとさか二択でいうとあざとさを感じたかな。
でもあざとさってよく言えばテクニックの様にも感じるのでこの映画で一番感じたのはあざとさよりも見せ方の加減かな。


まず最愛の妻を亡くしという部分。父親も息子もその事がネックになっているという見せ方ですけどその奥さんのことがあまり描けていないのでどうしても奥さんへの思い入れが見てる方に伝わってこない。


息子も母がいなくなりそのショックで学校で問題を起こし、退学になる。問題はそれだけではなく、学校の課題で描いた絵も問題があると先生に言われます。
その絵はメタルバンドのCDジャケットみたいな絵なんですけど。
母を亡くして半年のわりに完成度が高く、その後もそんな悪魔や地獄みたいな絵を描き続けます。
この完成度なら母が存命中から書いていただろうし、そんな絵を描くことを心の傷が原因とするのも安易な発想のように感じます。


確かにそれは大きな出来事だと思うけど人生ってなにも一つの事だけで出来ているわけではない、複合的に出来ていてどんなにつらくてもお腹が空いたり眠くなったり悲しみだけでは生きていけないと思う。


ベンジャミンで言ったら子供たちを育てなければいけないわけで動物園も運営しなければいけないし。
ディランで言ったら動物園で働くリリーが可愛すぎるわけで。
ディランはすかしてる場合では無いしそんな絵を描いている場合でもない。


それだけ悲しみにフォーカスするならちゃんと奥さんの描写を描かなければ伝わってこないと思いました。
結局どこにフォーカスして良いか分からず終わった感じです。
それも90分の映画ではなく120分使っての結果なので少し残念ですね。


奥さんのくだり、検査官のコメディっぽいくだり、息子の反抗期のくだり。
いっそこの3つをがっつり失くしたほうが良かったかもしれません。
娘ロージーの可愛さも分かります、でもそれに頼りすぎのように感じました。
使うならあくまでも差し色程度。
スカーレット・ヨハンソンも好きですけどあの役柄に女の要素はいらないかな。


奥さんとの大事な思い出、息子の子育て、動物園運営、これらのシリアスな展開に正面から向き合わず、コメディチックな展開(それもチックなのでがっつりコメディにも徹し切れていない)とロージー、リリー、ケリーの女性陣の可愛さでお茶を濁している感じがしました。なんか監督が逃げているような。


とここまでボロカスに書いてしまいましたが、そこまで悪い映画ではありません。
ボロカス書いてすいません。
ここで書いたようなことを考えずぼんやりとロージー、リリーの可愛さを感じてください。ハラハラドキドキもないのでリラックスして見たらいいと思います。


評価を見る限り映画を年間100本も200本も見る人よりもたまの娯楽と思っている人の方が楽しめています。
ただ点数は高すぎると思うので-0.3点で3.49点です。

 

                       評価  3.49点