作品紹介
若き人妻の秘密 /Le roman de ma femme
2011年 フランス
時間:100分
ジャンル:インターナショナル、ドラマ Rotten Tomatoesより
監督:ジャムシェド・ウスマノフ
エーヴ:レア・セドゥ
ショレ:オリヴィエ・グルメ
あらすじ
弁護士のミシェルは元部下のポールが失踪したことによって、ポールの妻エーヴと久々に再会する。ポールが経営する弁護士事務所が数ヶ月前にすでに破産していたという衝撃の事実を知り、多額の借金を抱え、心身ともに疲弊していくエーヴ。1年前に妻子を亡くしていたミシェルは、エーヴを見かねて借金を肩代わりし、支援を申し出る。エーヴの気分転換に別荘に赴くなど、二人は次第に距離を縮めていくのだった…。
Oricon
日本と世界の評価
評価
Yahoo!映画:2.86 評価21件 2019/4/1
IMDb:5.7(評価5換算:2.99) 評価149件 2019/4/1
Rotten Tomatoes 2019/4/1
TOMATOMETER:- 評価-件
AUDIENCE SCORE:- Average Rating:- 評価-件
Metascore:-
Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE
単純平均評価:2.93
評価まとめ
良い評価:正統派サスペンス
悪い評価:退屈
Rotten Tomatoes、Metascore評価無しです。Yahoo!映画もレビューしてるのが2件。IMDbも149件なのであまり参考にはならないです。参考にはあまりならないですが10評価が9.4%と高め。14件ですけど。はまる人にはすごくはまるのかな。
感想
私としては久しぶりのフランス映画。
やっぱアメリカ映画とは違いますね。無言のアップにそんなに時間かけるか。
全体的に意味ありげなカメラワーク。他の方の評価でもありましたが退屈というのは取り方の問題かな。自分も途中で映画とは全然違う事を考えていて、集中力のなさを感じました。意識散漫な人は途中でこの場面何だっけとなります。
アメリカ映画に慣らされているのか毒されているのかそんなことが何回かありました。
エーヴも独特ですね。なんか表情から内面が読み取りずらい感じで終始します。
ショレに好きだと告白するシーンも本当に好きなのかと思うような雰囲気。
とはいってもエーヴだけではなく全体的にあまり感情的な人は出てきません。
途中出てくる犯罪者もそんなに荒くれていません。
アメリカ映画は感情豊かなのでフランス映画の特徴なのかなという視点で見ると文化の違いが感じれて面白いですね。
もしハリウッドに輸出するとしたらこの作品の30分は削られると思う、そしてハリウッド流に30分膨らませて公開するのかな。
それぐらい無言のアップシーンだったり、見終わってみてあのシーンは結局何だったんだと思うようなシーンが多かったですね。
話としてはあらすじの通りなんですが、最後に夫ポールに電話して実は仕組まれていたというどんでん返し。しかしエーヴは夫に別れを告げて終わる。
という感じなんですが、なんか遠回しで伝わりづらいですね。監督もしかと狙って撮ったのでしょうか。
どんでん返しの意味は分かるけどそれまでの積み重ね方が悪く、なんかなーという感じ。
最後の別れを告げるエーヴもなんか利用されてしか生きていけない自分、主体的に生きれてないことへの無力感や、ろくでもない登場人物とのろくでもない出来事への虚無感みたいなものは感じるけど合ってるのかも含めて観客に委ねすぎのような気がします。
意地悪な見方をすればあまり意味のないシーンを意味ありげに長回しで取ることで芸術性が高まるとあまり考えもせず撮っているようにも思える。
まーこんな意地悪な見方をする奴も絶賛する評価10の9.4%もしょせんは評価を形成している中ではマイノリティでIMDbの評価5.6.7で61.8%というのがマジョリティの意見。
どんでん返しがあってもなんか普通の映画、それが評価の大半という事でしょう。
一つ提案があるとしたら登場人物や街並みも含めてこれがフランスかと異文化を意識して見てみると少し面白いかな。
平均評価は2.93点という事でそんなもんじゃないですか。
そのまま2.93点で。
評価 2.93点