作品紹介
イレイザーヘッド/Eraserhead
1977年 アメリカ
時間:89分
ジャンル:ドラマ、ホラー、スペシャルインタレスト Rotten Tomatoesより
監督:デヴィッド・リンチ
ヘンリー・スペンサー:ジャック・ナンス
メアリー・エックス:シャーロット・スチュアート
ミスター・エックス:アレン・ジョゼフ
あらすじ
フィラデルフィアの工業地帯で働く印刷屋の職工ヘンリー(ジャック・ナンス)は、ガールフレンドのメアリー(シャーロット・スチュワート)から子どもを妊娠したことを告げられる。しかし、生まれてきた赤子は恐ろしい姿で、異様な泣き声で彼らを苦しめる。やがて、生活に耐えられなくなったメアリーは家を飛び出してしまう。
日本と世界の評価
評価
Yahoo!映画:3.49 評価269件 2019/4/3
IMDb:7.9(評価5換算:3.72) 評価89311件 2019/4/3
Rotten Tomatoes 2019/4/3
TOMATOMETER:91% 評価56件
AUDIENCE SCORE:83% Average Rating:3.9 評価57336件
Metascore:87
Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE
単純平均評価:3.70
評価まとめ
良い評価:デヴィッド・リンチの世界観、不思議な世界、シュール
悪い評価:意味不明、気持ち悪い、退屈
IMDbで8.9.10の評価で50%を超える高評価。Top 1000 Votersの映画好きは少し評価が低い、でも10代の男には評価が高い。年齢が上がるにつけ点数が低くなっている。
感想
とても難解な映画ですね。
どういう意味かというと評価が高いのに高い理由が解らないついていけないという意味です。
これは人の評価を見ての感想ですね。人の評価を見ないで初めに感じたのは「意味が解らん。」ですね。
口悪く言うと「っざっけんじゃねー」ですかね。
意味が解らないだけじゃなく退屈それが率直な感想です。
不条理、無意味な話をさも意味ありげに撮るはったりなんじゃないか。
高評価の皆様口が悪くて申し訳ありません。
文句ばっか言っていてもしょうがないのでもう少し詳しく見ていきたいです。
監督はデヴィッド・リンチです。1977年の作品です。デビュー作という事です。
評価を見るとデヴィッド・リンチらしさ全開という事です。
デヴィッド・リンチらしさとは何か。
ウィキを見ると作風はシュールレアリズムという事です。シュールレアリズムをウィキで見ると日本語で超現実主義。現実を無視したような世界。まるで夢の中を覘いているような独特の非現実感は見るものに混乱、不可思議さをもたらす。
なるほど監督の狙い通りという事でしょうか。
つげ義春もシュールレアリズムらしいです。つげ義春は好きなんですけどね。
リンチの他の作品を見てみるとツインピークスが有名ですね。
見たかな?あんまり覚えていません。
エレファントマンは覚えています。これもリンチ作品か。子供の頃に見て凄く感動したのを覚えています。
長編映画は2006年以降撮ってないみたいです。
あとミュージックビデオをいくつか手掛けているみたいです。
確かにウィキで見たシュールレアリズムの説明だと絵画やミュージックビデオの方が相性がよさそうですね。
そしてアメリカ映画より欧州映画の方により大きな影響を受けたとありますね。
ジョージルーカスから『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』の監督オファーがあったらしいです。
「誰に頼んでんねん」とツッコミを入れたいですね。
ここまでウィキで見てきてこの映画はリンチの狙い通りに撮れた作品であることは分かる。決して悪ふざけではないんでしょう。
エレファントマンは成功していると思う。そしてエレファントマンは実話らしいです。実話という縛り、制限があったから上手くできたと思うと何の縛りや制限もなく作らせるとイレイザーヘッドのような作品になるという事かな。
リンチのエッセンスが凝縮した作品とはいえるかもしれません。
だからリンチらしさを求める人にとっては良い作品を言えるかもしれません。
でも自分には理解できなかったので-0.5点で3.2点。
見る人は要注意。途中で停止ボタンを押すぐらいの心持ちで挑んでください。
評価 3.20点