32型シアター

32型のテレビで見た映画とその周辺のブログです。

チャッピー/CHAPPiE

 

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作品紹介

 チャッピー/CHAPPiE
 2015年 アメリ
 時間:120分
 ジャンル:アクション、クライム、ドラマ IMDbより 

 

 監督:ニール・ブロムカンプ
 チャッピー:シャールト・コプリー
 ディオン・ウィルソン :デーヴ・パテール
 ニンジャ:ワトキン・チューダー・ジョーンズ

あらすじ

2016年、南アフリカ。ディオン(デヴ・パテル)は、世界初の自身で感じ、考え、成長することができる人工知能搭載ロボットのチャッピーを開発する。しかし、世界でも有数の危険地帯ヨハネスブルクに巣食うストリートギャングにチャッピーと一緒に誘拐されてしまう。起動したばかりで子供のように純粋なチャッピーは、ストリートギャングのメンバーたちと接し、彼らから生き抜くためのスキルを学んでいく。圧倒的スピードでさまざまな知識を吸収していくものの、バッテリー残量が5日分しかなく……。

                             シネマトゥデイ

日本と世界の評価

評価

 Yahoo!映画:3.66 評価2837件   2019/7/28
 IMDb6.8(評価5換算:3.48) 評価214834件 2019/7/28
 Rotten Tomatoes 2019/7/28
  TOMATOMETER:32% 評価220件
  AUDIENCE SCORE:56% Average Rating:3.36 評価49582件
 Metascore:41  

 Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE

 単純平均評価:3.50

評価まとめ

 良い評価:面白い、考えさせられる、SF的にも良い、予想を裏切られた

 悪い評価:SFじゃない、不快、B級、感動映画ではない

日本のほうが評価高いですね。Top 1000 Votersは0.7低いので映画好きほど評価は低いです。

感想

 全体的な評価は高めでしょうか。日本が特に高いかな。評価にもあるけど裏切りがあり予定調和の映画ではないかな。そういう映画は日本評価が高くなりがちなように思います。アメリカ的にはSF、アクション的な要素でもっとすっきりさせて欲しい。でしょうか。


時代は近未来の南アフリカヨハネスブルグです。2015年公開で2016年設定って監督どういう未来予想図を描いてるんですか。
高い犯罪率を抑制するため高性能の人工知能を取り入れたロボットを警察が導入します。設計者はディオン。一方でヒュージャックマン演じるムーアが開発した人間の脳波で動く攻撃ロボット「ムース」は攻撃力の高さはあるが予算がかかりすぎるという事で警察での導入を拒否され予算削減のムーアはディオンを逆恨み。
このムーアとムースコンビと最後対決するんだろうなと予想できます。


ディオンは意識を持った新しい人工知能を開発します。
廃棄寸前のロボットを無断で持ち帰り、ロボットを作ろうとしますが帰り道にギャングに襲われ、車に載っているロボットをギャングの前で感情を持った人工知能搭載ロボットに誕生させてしまいます。
生まれたてのロボットはまるで純真無垢で子供の様。ギャングの女ヨーランディはロボットにチャッピーと名付けます。
ディオンは一旦職場に戻りますが、残されたチャッピーはギャングに育てられます。
ここら辺が新しさと面白みでしょうか。チャッピーはヨーランディをママとギャングのニンジャをダディと呼びギャングの中で知識を蓄えていきます。


純真無垢なチャッピーは悪に染まっていくのかと思われたのですがアホに染まっていきます。金のネックレスを何重にも首からぶら下げられ言葉遣いも仕草もギャングの様になっていきます。ギャング気取りのロボット。
でもヨハネスブルグでロボットは警察の象徴。街に出れば敵対視されます。
ママからは「中身が大事なんだよ」と教えられ、すくすくと育っていきます。
なんか可愛げはあるけどロボットの頭の良さは感じられません。


そんな時ディオンからバッテリーが切れたらチャッピーはいなくなるんだと聞かされます。突然のディオンからの残酷な告白に腹を立てたチャッピーはディオンを拒絶するようになります。
ニンジャからは強盗に成功したら新しいボディを買ってやると言われチャッピーは強盗を決意します。同時に意識を転送するソフトを開発しあとは新しいボディを手に入れるだけとなります。
一方ムーアは警察ロボットをハッキングし機能を停止させてしまいます。
無法の街となったヨハネスブルグで強盗に成功するニンジャ軍団。
その様子がテレビで放映され、ムースを操作してチャッピーを破壊しに行くムーア。それからチャッピーを守るため現場に駆け付けるディオン。
ニンジャ軍団の上前を取ってたギャングがチャッピーを欲しがり武装して現れます。
三つ巴の様相に現場は大混乱。ムースの攻撃力に現場は見るも無残。
破壊力が凄すぎてここら辺も見てるものの想像を少し超えていておもしろいです。


その中でディオンは瀕死の重傷を負います。
チャッピーはディオンの意識を新しいロボットに転送させます。
チャッピーも新しいロボットに転送完了。
この戦いで亡くなったヨーランディの意識が入ったUSBを使い。新しいロボットに転送するチャッピー。目覚めるロボットで終わるのですが、なんかすごい展開です。
意識をロボットに転送する。なんか展開が凄すぎて映画についていけません。


中身が入れ替わるなんて映画があるけど生身の人間同士なのでまだ想像は出来るけど、その中身の行き先がロボットだとしたら。
自分を自分たらしめるものは何か。という事を考えさせられました。ディオンがロボットに転送されたとき自分は閉じ込められたという感覚でした。
これはまだ動けるロボットだから薄まっているけど意識を無機物に転送するという事はヨーランディの様にUSBの中に意識があるかもしれず。動けず不死の存在になるとしたら、だれとも交流することが出来ないとしたらその意識とは。


ディオンはチャッピーにバッテリーが切れたらこの世から無くなるんだよと言います。チャッピーは怒りますが、私は終わらないことの怖さを考えさせられました。
なんか凄い怖かったです。
ハッピーエンド風ですがハッピーエンドには思えませんでした。
それ以外の部分は想像の少し上を行く展開が裏切りで面白かったのですが、意識の転送が出た瞬間、未消化の部分が凄く広がって自分的には不思議な余韻を越えて未消化になったので-0.2点で3.30点とします。

 

                      評価  3.30点