32型シアター

32型のテレビで見た映画とその周辺のブログです。

とらわれて夏/Labor Day

 

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作品紹介

 とらわれて夏/Labor Day
 2013年 アメリ
 時間:111分
 ジャンル:ドラマ、ロマンス IMDbより 

 

 監督:ジェイソン・ライトマン
 アデル・ウィーラー:ケイト・ウィンスレット
 フランク・チェンバース:ジョシュ・ブローリン
 ヘンリー・ウィーラー:ガトリン・グリフィス

あらすじ

9月初めのレイバーデーの連休が迫る、アメリカ東部の閑静な町。シングルマザーのアデル(ケイト・ウィンスレット)とその息子である13歳のヘンリー(ガトリン・グリフィス)は、逃亡犯のフランク(ジョシュ・ブローリン)と出くわしてしまう。絶対に危害は加えることはないという言葉を信じ、アデルは彼を自宅にかくまうことに。やがて、家や車を修理し、料理を作り、ヘンリーに野球を教えるフランクに安らぎを覚え、魅了させられていくアデル。そして、人生を大きく変えかねないほどの重大な決意をする。

                             シネマトゥデイ

日本と世界の評価

評価

 Yahoo!映画:3.89 評価490件   2019/9/1
 IMDb6.9(評価5換算:3.54) 評価39688件 2019/9/1
 Rotten Tomatoes 2019/9/1
  TOMATOMETER:35% 評価197件
  AUDIENCE SCORE:54% Average Rating:3.36 評価20559件
 Metascore:52  

 Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE

 単純平均評価:3.60

評価まとめ

 良い評価:泣ける、心温まる、感動、

 悪い評価:うーん、無理がある、感情移入できない

日本の方が評価が高いですね。あと女性評価も高いです。でも映画好き、評論家は評価少し低くなります。

感想

評価は日本と女性が高めですね。ウィキを見てるとウィキ掲載時点から評価はどんどん下がっています。評価は後出しじゃんけんみたいなところがあるから下がっている評価の方が実情に近いのかもしれません。


主演はケイトウィンスレットです。最近はすっかりこういう雰囲気の役が多いですね。バリバリ女ですじゃなくて半分ぐらい女の部分が残っている熟女というか。少し気になるような存在感というか。このアデルという役にあっていると思います。
相手役はジョシュブローリン。フランク役です。がもう少しいい男を選んだ方が良かったんじゃないかなと思うのですが、女性意見を聞いてみたいです。


アデルは離婚後、心を閉ざし引きこもりがち。そんな母親をいつも心配している心優しいヘンリー。
そんな二人がマーケットの買い物中に逃亡犯フランクに脅され家にかくまうことになります。男は盲腸の手術後でまだ傷がふさがっていません。
フランクは危害を加える気はないと言います。


アデルを椅子に縛った後、冷凍庫から肉を取り出し手際よく料理を作っていきます。調理の音や調理姿が上手く撮れていて見ていて匂いがしてくるような映像になっています。
侠飯という小説があるのですが自分はそれを思い出しました。自分は漫画版で見たのですが。
調理したご飯を縛られているアデルの口に運びます。腹を満たした男は車のオイル交換をしたり一宿一飯の恩を返すように働いていきます。


夜が明けフランクはアデルの縛っているひもを解き自由にします。
もし警察に捕まったら縛られていた事実があるから匿った罪は問われないだろうと言います。
手際の良さや紳士な態度にアデルもヘンリーもすでに心を奪われています。
その後フランクは家を出ていこうとするのですが、傷が治るまでとか血の匂いで追いかけられるとか言ってフランクを引き留めようとします。


ここまで見てこれ実話ベースなんだろうかとふと思いました。
80年代であること、フランクが家にいることを望んでる様子が急展開に感じたり、殺人犯逃亡犯なのに荒ぶる感じじゃないことだったりなんか無理があるストーリーに感じました。
もし仮に実話を基にしているのなら小説より奇なりという事で実話の金看板で納得したのですが、フィクションの小説という事です。


その他にもフランクの殺人は自分の子供が実の子では無いという疑いから揉めてしまい、計画的ではなく不可抗力的にという、悪い女に騙されてという感じの設定ですが、フランクからそんなウブい感じは受けません。
バットの振り方をアデルに教えるとき、ピーチパイを作る時のボディタッチがこなれているように感じます。
それも妙に官能的に描きなんか不自然に感じました。


悪い女に引っかかったや刑務所で過ごしていたというフランクとアデル家に来たフランクとが繋がらないというか描き方不足に感じました。
ここら辺の整合性の無さや描き方不足が映画好きや評論家の評価が低めになった原因でしょうか。
ただ地の映像は見れるので入り込めたら面白いと思いますし、入り込めなくてもそれなりには楽しめます。
あとヘンリー役を少年期、青年期、成人後と3人の役者を使うのもどうかと。
さすがに別人でしかない3人を短い期間の一役に押し込むのには違和感と不自然さを感じます。
平均評価3.60点という事ですが無理筋に感じたので-0.3点で3.30点とします。

 

                       評価  3.30点