作品紹介
パリより愛をこめて/From Paris with Love
2010年 フランス
時間:92分
ジャンル:アクション、クライム、スリラー IMDbより
監督:ピエール・モレル
チャーリー・ワックス:ジョン・トラボルタ
ジェームズ・リース:ジョナサン・リース=マイヤーズ
キャロリン :カシア・スムトゥニアク
あらすじ
CIAの異端児諜報(ちょうほう)員ワックス(ジョン・トラヴォルタ)とコンビを組んだことから、地味な諜報(ちょうほう)活動の日々が一転、危険な麻薬捜査に乗り出すこととなった駐仏アメリカ大使館員のリース(ジョナサン・リス・マイヤーズ)。捜査を続けるうちに、二人は爆弾テロリストによるアメリカ政府要人暗殺計画を突きとめる。
日本と世界の評価
評価
Yahoo!映画:3.66 評価738件 2019/9/16
IMDb:6.5(評価5換算:3.28) 評価107828件 2019/9/16
Rotten Tomatoes 2019/9/16
TOMATOMETER:38% 評価160件
AUDIENCE SCORE:54% Average Rating:3.30 評価155647件
Metascore:42
Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE
単純平均評価:3.41
評価まとめ
良い評価:トラボルタがカッコいい、迫力ある、ピエール・モレル監督
悪い評価:酷い、感情移入できない、96時間のコンビなのに面白くない
評価は普通です。日本が少し高いですかね。評論家、映画好きが評価が低いいつもの感じです。
感想
リースは在仏アメリカ大使館で働く外交官ですがその実はCIAの見習いです。
なんかカッコいいですね。無精ひげを生やしているのにおしゃれに見える。あれは整えているのでしょうか。そんな賢くてスマートでおしゃれなリース。
私生活でも恋人キャロリンに婚約指輪をプレゼントされ充実しています。
そんなある日上司の命令でワックスと組むことに。このワックスを演じるのがジョントラボルタ。昔はダンサーを目指していたのに今はスキンヘッドのプロレスラーという出で立ち。月日の流れを感じます。
リースを引き連れ中華屋に行きます。ご飯を食べながら話していたら急にワックスが中華屋のウェイターに絡み始めます。そして銃口を突き付けるワックス。
驚く間もなく銃撃戦の開始です。厨房からは白い調理服を着てマシンガンをぶっぱなしながら何人も出てきます。
リースそっちのけで銃撃戦を繰り広げるワックス。ド迫力です。
ウェイター以外全員撃ち。天井を撃つと天井の穴からはコカインが滝のように落ちてきます。リースに花瓶で受け止めるよう指示するワックス。
花瓶を手にコカインを受け止めながら茫然とするリース。
なんかすごいシーンです。中華屋は世を忍ぶ借りの姿なのでしょうか。コカイン製造と中華屋の二足の草鞋。それでいてあれだけのマシンガンとぶっ放す料理人だかマフィアだかの稼働力。映画の方向性を示す大事なシーンです。
コカイン満タン花瓶を抱えながらワックスに連れまわされるリース。
なんかシュールです。昨日までおしゃれにスマートに生きてたのに。
真横で拳銃撃ちまくり、殺しまくりのワックス。体調悪いんで帰っていいですかと言いたいです。こんな仕事聞いていません。働き方改革はCIAにはまだ浸透していないみたいです。
この映画はピエール・モレル(監督)とリュック・ベッソン(原案)です。
Yahoo!映画の映画レポートではカーマニアのリュック・ベッソンがカメラワークに惚れこんで演出を任せたモレルとあります。
銃撃戦、カーチェイスはド迫力で何も考えずに楽しむのが良い視聴法だと思います。
恋人のキャロリンは結局テロリストでリースはそのハニートラップにかかるのです。キャロリンは可愛くて魅力的なのですが、ここら辺のストーリーは取ってつけたような感じです。キャロリンが成立してないように思うのですがこういった映画はアクションが成立していたら成功だと思うので成功じゃないでしょうか。
キャラやストーリーがもう少し納得出来たら続編が作られる大成功になったと思います。
評価は3.41点ですが-0.2点で3.21点とします。
評価 3.21点