作品紹介
キューティ・ブロンド/ハッピーMAX/Legally Blonde 2
2003年 アメリカ
時間:95分
ジャンル:コメディ IMDbより
監督:チャールズ・ハーマン=ワームフェルド
エル・ウッズ:リース・ウィザースプーン
エメット・リッチモンド:ルーク・ウィルソン
ヴィクトリア・ラッド下院議員:サリー・フィールド
あらすじ
ハーバード・ロー・スクールを優秀な成績で卒業したエルは、晴れて大手法律事務所に勤めることになった。恋人エメットとの結婚を3ヶ月後に控えたある日、彼女は愛犬ブルーザーの母親も招こうと思い立つ。さっそく母犬探しを始めたエルとブルーザーだったが、ようやく見つけた母犬はとある実験施設で化粧品開発のための実験台にされようとしていた。怒り心頭のエルは、事務所の会議で動物実験を止めさせるためにその化粧品会社と戦うことを提案する。しかし、相手が事務所のクライアントだったことから、逆にエルのほうがクビを宣告されてしまう…。
日本と世界の評価
評価
Yahoo!映画:3.59 評価240件 2019/9/22
IMDb:4.8(評価5換算:2.47) 評価57711件 2019/9/22
Rotten Tomatoes 2019/9/22
TOMATOMETER:37% 評価155件
AUDIENCE SCORE:43% Average Rating:3.06 評価471811件
Metascore:59
Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE
単純平均評価:3.04
評価まとめ
良い評価:元気が出る、面白い、エル可愛い、1も見て欲しい
悪い評価:1の方が面白かった、無理がある、ラブ要素が欲しかった
1に引き続き日本の評価が高いですね。あとは女性評価も高いですね。IMDbで男4.3女5.2の評価でした。45歳以上は5.4なので前作ほど強くなかったです。
感想
前作でロースクールを優秀な成績で卒業したエル。大手法律事務所でバリバリ働き出世も目前。エメットとも結婚が決まり順風満帆です。三ヶ月後の結婚に飼い犬のブルーザーの母親を招こうと母犬探しを始めたエル。
ようやく見つけた母犬は化粧品開発の実験台にされる運命でした。事務所の会議でこの化粧品会社と戦う事を提案するのですが、化粧品会社と取引があったので上司からは逆にクビを宣告されてしまいます。
相変わらずですね。飼い犬の母親を探すとかどっからそんな発想で出来るのでしょうか。「ちょっと何言ってるか分からない」ですね。
化粧品会社と戦うのではなく犬が実験に使われているという根本を変えるためには法律を変えなければとワシントンに向かいます。
行動力がいつも凄いですね。人に恵まれるというのも前作同様でしょうか。
印象に残っているのは前作も登場したデルタ・ヌーです。
終盤に法案を通すために必要な票集めをするときにエルがデルタ・ヌーに電話をします。すると全国のデルタ・ヌー会員がワシントンに集結してきます。
1のウィキを見ると社交クラブとあるのですが組織力が凄いです。
フリーメイソンみたいなものでしょうか。メンバー全員エルみたいだとしたら相当怖いですね。
その後投票をカウントしていくのですが総得票数はどれくらいなのでしょうか。218を集めればいいらしいのですが総得票数が分からない中カウントしていき盛り上げようとするので日本人視聴者は置き去り感を感じるのではないでしょうか。
最後のスピーチの場面でエルは法案の原稿を置き自分の言葉でスピーチをします。論理的な重要性よりも感情に訴えかける展開は映画ではお決まりの展開なのですが、見ていてそこまで盛り上がりません。
前作はベタを続けて行っても入り込める力強さがあったのですが、今回は1ほどには入り込めません。なぜでしょうか。
他の人の感想を見ていて多かったのは1のエルよりも2のエルの方が見ていてイライラしたという評価が多かったですね。脇役の印象が薄いという評価もありました。だから撮り方が悪かったのかもしれません。
もう少し一つ一つのエピソードを丁寧に撮ることでエルの良さが引き出せたのかもしれません。
ただ1同様に2も面白かったという評価も多かったので一概には言えませんが。
1が面白かった人は2を見てみるのも良いかもしれませんが1が面白くなかった人は2を見る必要はないかもしれません。
評価も3.04点と1よりも大分下がっています。それでも3点ぐらいはあったかなと思うのでそのまま3.04点とします。
評価 3.04点