作品紹介
ブルーベルベット/Blue Velvet
1986年 アメリカ
時間:121分
ジャンル:ドラマ、ミステリー、スリラー IMDbより
監督:デヴィッド・リンチ
ジェフリー・ボーモント:カイル・マクラクラン
ドロシー・ヴァレンズ:イザベラ・ロッセリーニ
フランク・ブース:デニス・ホッパー
あらすじ
デヴィッド・リンチ監督によるスリラー。ノース・キャロライナ州ランバートン。製材が主産業ののどかな町。よく晴れた日、大学生のジェフリーは、庭仕事をしていて突然異常な発作に襲われた父を見舞った病院からの帰り道、野原で異様な物を見つけた。手に取ってみると、それは何と切り落とされた人間の片耳だった……。
日本と世界の評価
評価
Yahoo!映画:3.86 評価337件 2019/9/29
IMDb:7.8(評価5換算:3.89) 評価165480件 2019/9/29
Rotten Tomatoes 2019/9/29
TOMATOMETER:95% 評価73件
AUDIENCE SCORE:88% Average Rating:4.20 評価76850件
Metascore:76
Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE
単純平均評価:3.98
評価まとめ
良い評価:リンチワールド、闇、デニスホッパーが良かった
悪い評価:意味不明、暴力映画、つまらない
評価がとても高いですね。特に男性評価が高いです。そして若いほど評価が高いですね。
感想
評価が高いですね。絶賛レベルです。見ていて雰囲気もった映画だなと思いながら見ていたのですが、ここまで評価が高いとは驚きです。
監督を見たらデヴィッドリンチでした。なので監督分、評価上乗せされたかもしれませんね。
私は見ていてちょっと良く分かりませんでした。リンチ作という事で良く分からないのは納得ですが、イレイザーヘッドよりは分かりました。
主人公のジェフリーは大学生、父親の急病で帰郷する。病院の帰り道、野原で切断された人間の耳を発見する。それを紙袋に入れて父親の友人の刑事に届ける。物凄いストーリーです。がリンチ作と分かっていれば通常運転でしょうか。
刑事の娘サンディが盗み聞きした話ではクラブ歌手のドロシーが関係あるらしいという事でジェフリーはサンディと共にドロシーを調べることに。
ドロシーの家に忍び込み家探しをしているとドロシーが帰ってきました。
慌ててクローゼットに隠れるジェフリー。しかしすぐにバレます。ジェフリーはドロシーの事が好きだと言います。ドロシーに包丁を向けられ裸になる事を強要されます。展開は昔のエロビデオでしょうか。
身体に絡みつくドロシー。なされるがままのジェフリーはドロシーに触ろうとしますが、ドロシーは触らないで。どないやねんですが、良いところで人が来ます。急いで服を持ってクローゼットに隠れるジェフリー。
訪ねてきたのはデニスホッパー演じるフランク。訳わかんないなと思っていたところのデニスホッパー。楽しみですね。
お酒を持ってきてフランクの顔色を見るドロシー。フランクは言います。俺の事をダディと呼べと。期待通りの変態です。イスに座らされ足を広げるように命令します。興奮が高まるフランク。怖がるドロシーにこっちを見るな。そしてドロシーを押し倒し、「マミー、マミー」。何かを口に含みながらマミーと言っています。これがブルーベルベットでしょうか。満足して帰っていくフランク。
このあとジェフリーはドロシーとの関係を深めていきます。一方でサンディにも好きだと調子の良いことを言ってます。サンディとは純愛。ドロシーには「ぶって」とのリクエストに応えながらただれた関係を続けていきます。
とまあずっと変態な展開が続きます。
このジェフリーが主体性あるんだか無いんだかで大学生らしいといえば大学生らしい。大学生とエロなので簡単な話です。
大学生、エロ、デニスホッパー、デヴィッドリンチ。
並べただけで変態映画であることは分かる。
雰囲気も持っているし独特な世界観は好きな人は好きだろうことは想像できる映画になっています。
でも私には分かりませんでした。
世界観だけの映画になってるような気がします。商業的に成立していないような見ていてイライラ感がありました。ただ1986年という事で納得は出来ます。
つまらないんですがエロティックな展開だからか意識を飛ばさず見ることが出来ました。一応記録として。
評価は3.98点とこれもまた意味不明なので-0.5点で3.48点とします。
評価 3.48点